企業の本質を、投資家へ届ける。
JII Compoundersは、日本企業のストーリーを投資家目線で読み解く銘柄分析シリーズです。
各レポートでは、収益力や成長の質、市場で評価されている点、なお見方が分かれる論点を整理し、企業価値をより正しく伝える開示のあり方を考えます。
読み方の軸は、6つの着眼点にまとめています。
実力が、まだ評価されきっていない銘柄を探す。
時価総額、EV/EBIT、収益性、フリーキャッシュフロー利回りなどをもとに、候補企業を横断的に比較できます。業績や収益力に対して、まだ評価が低い銘柄を探すための一覧です。
最新レポート
銘柄分析一覧へ →株式会社アシロ
ASIRO Inc.
アシロは弁護士ポータル「ベンナビ」を中核に、弁護士から月額掲載料を得るストック型の法務メディアを運営する。FY2025は営業利益が約3.6倍・ROE37.8%へ急回復。2026年3月、英アクティビストAVIが創業者を上回る35%を保有するなか、配当性向を40%超へ引き上げた。
アライドテレシスホールディングス株式会社
Allied Telesis Holdings K.K.
アライドテレシスは、ネットワークスイッチや無線LAN機器を開発・製造し、現地導入と複数年保守をつけて主に国内の学校・病院・自治体に販売する。2026年6月16日には新たな自己株式取得を決議したが、株価はEV/EBIT約4倍、時価総額の約46%を占めるネットキャッシュを抱えたまま推移している。
日本駐車場開発株式会社
Nippon Parking Development Co., Ltd.
日本駐車場開発は、駐車場の運営受託・賃借を起点に、スキー場や那須のテーマパークまで手がける「運営改善」の会社。最高益を更新する一方、レジャー投資で資産は重くなりROEは低下。上限10億円の自己株買いと増配で、ROE30%超を維持できるかが焦点になる。
株式会社学情
GAKUJO CO., Ltd.
学情は、20代採用に特化した「Re就活」、人材紹介、新卒向けサービス、合同企業セミナーを展開する無借金の採用支援会社。上期は計画未達で通期営業利益を26億円に下方修正したが、受注と人材紹介は伸びており、6.5億円の自己株買いと厚い現金の使い方が問われる。
手間いらず株式会社
Temairazu, Inc.
ホテルや旅館の販売現場を裏側で支える『TEMAIRAZU』は、楽天トラベルやBooking.comなど複数の予約サイトの在庫・料金をまとめて動かすサイトコントローラー。売上の大半は月額課金で、FY2025の営業利益率は73%台。無借金で64億円のネットキャッシュを抱える一方、株価は2年来安値圏に沈み、焦点は成長の持続性と資本還元の本気度に移っている。
株式会社ベイカレント
BayCurrent, Inc.
ベイカレントは、日本の大企業向けに戦略、業務改革、DX、生成AI、システム実装までを一気通貫で担う独立系コンサルティング会社。約5,600人のコンサルタントを一つの人材プールとして動かし、案件ごとの稼働率と単価を管理し、高い利益率を維持している。足元では¥300億の自社株買いと全株消却を決め、成長力だけでなく資本規律も問われる局面に入った。
株式会社ジェノバ
JENOBA Co., Ltd.
ジェノバは、日本全国約1,300点の電子基準点から得られるGNSSデータを、測量・建設・農業・ドローン向けのセンチメートル級測位補正データとして月額配信する。FY2025期末の有料契約数は9,348件、契約者数の5年CAGRは約6%、営業利益率は56.6%、純現金は30億円で時価総額の34%に相当する。
株式会社サイバーセキュリティクラウド
Cyber Security Cloud, Inc.
サイバーセキュリティクラウドは、国内シェアNo.1のクラウド型WAF「攻撃遮断くん」とAWS WAF自動運用サービス「WafCharm」を運営し、年間20億件超の攻撃データを独自AIエンジンに蓄積する。売上の約90%が継続課金で、解約率は1%未満、売上高と営業利益はいずれも6期連続で25%超の成長を続けている。
楽待株式会社
Rakumachi, Inc.
楽待は、日本の不動産仲介会社5,459社に月額掲載サービスを提供し、賃貸アパートや小型商業物件を48.7万人の個人投資家に届けている。2026年5月25日には、これまで主要な集客指標として掲げてきたページビュー(PV)の過去数値を訂正した。
株式会社ワンキャリア
ONE CAREER, Inc.
ワンキャリアは、卒業予定の就活生の3人に2人が利用する新卒採用プラットフォームを運営し、競合が容易に再現できない70万件の選考体験データベースを持つ。投資論点は、57%を保有する創業者がROCE38%の収益力を再投資に振り向けるのか、株主還元に回すのかにある。
株式会社ユーザーローカル
User Local, Inc.
ユーザーローカルは、Webサイト、ソーシャルチャネル、社内AIチャット業務にまたがる顧客行動分析を企業に提供する単一セグメントのSaaS企業だ。既存の解析プロダクトによる粘着性の高いサブスク収益に、新しいAI-DX需要が重なり、高い利益率と厳格なコスト管理が収益モデルを支えている。
株式会社図研
Zuken Inc.
図研は、電気設計の意図を実際のプリント基板やワイヤハーネスに落とし込む、国内OEMの設計ライブラリに深く組み込まれた50年の事業基盤を持つ。更新のたびに積み上がる保守・サービス収益が複利的に拡大しており、投資論点は始まったばかりの資本還元をめぐる議論にある。
株式会社ヤプリ
Yappli, Inc.
ヤプリは、日本の小売・外食企業がネイティブアプリを運用するためのノーコード基盤を提供し、解約率1%未満という低さが競争優位を支えている。同じID基盤に4つのプロダクトを接続できる構造を持ち、投資論点はまだ制度化されていない資本還元方針にある。
ニッポンインシュア株式会社
Nippon Insure Co., Ltd.
ニッポンインシュアは、人的連帯保証人を受け入れない貸主が増えるなか、日本の借主の家賃支払いを保証する企業であり、高齢化がその需要をさらに広げている。ROCE32%の事業で現金が積み上がるなか、経営陣が10%の配当性向を引き上げるかが焦点だ。
株式会社プラスアルファ・コンサルティング
Plus Alpha Consulting Co., Ltd.
プラスアルファ・コンサルティングは、タレントパレットを中心に、粘着性の高いエンタープライズ契約と高い資本収益性を持つ国内HR SaaS企業である。本レポートでは、成長性と資本政策を投資家が検証しやすくなれば、株価の再評価余地が生まれる理由を整理している。
トヨクモ株式会社
Toyokumo, Inc.
トヨクモは、日本の中小企業が災害時の安否確認、kintone業務アプリ基盤の拡張、チーム内ナレッジ管理に使う3つのクラウドソフトを提供している。投資論点は、NotePM買収がのれん負担に見合う収益を生めるか、そして44億円の現金が株主に還元されるかにある。
サイボウズ株式会社
Cybozu, Inc.
サイボウズは、日本企業3万9,000社が社内業務アプリを構築するノーコード基盤「kintone」を提供している。投資論点は、FY25の価格改定による利益急増が高くなった費用水準のもとでも維持できるか、そして5月の30億円自社株買いが明文化された方針になるかにある。
日本の政策地図
国の予算、補助金、調達、制度変更が、どの上場企業に届くのかを整理しています。テーマ名、省庁名、銘柄コードから検索できます。
資本政策開示
自社株買い、増配、TOB・MBO、自己株式の消却。株価材料としてだけでなく、経営が資本をどう見ているかのサインとして追います。
要約は自動生成です。判断の前に、必ず原文の開示資料をご確認ください。
投資家からの評価
「JIIとはもう数年来の付き合いで、来日時には対面で、海外にいるときはビデオ会議で仕事をしてもらっています。テディさんはいつもコールに向けて入念に準備し、議論の機微を丁寧に汲み取ってくれます。これは口で言うほど簡単なことではありません。海外投資家として通訳が必要な場面なら、JIIを全面的に推薦します。」
「2023年、JIIに日本企業との一連のミーティングをアレンジしてもらいましたが、その仕事ぶりは見事でした。準備も時間管理も的確で、通訳の質も一級品です。さらに、当ファンドが保有する日本株の最大級のポジション2銘柄は、いずれもJIIのTwitterで初めて知ったアイデアでした。」
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「海外から日本の小型株にアプローチする投資家には、頼れる『シェルパ』が欠かせません。テディさんはプロの翻訳者として、この市場を作り変えつつあるガバナンス・資本配分・IR慣行の変化を、最前列で見てきた人物です。彼の経験と知見を取り入れれば、自らのプロセスを補強し、学習曲線を一気に縮められるはずです。」
会いたい会社があれば、お知らせください。
銘柄コードまたは会社名をお送りください。ユニバース未掲載の企業でも確認します。機関投資家向けの面談設定は無料です。通訳・同席が必要な場合のみ、事前に15分ほど論点を確認します。
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