JII Deep Dive
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BUNKA SHUTTER CO., LTD.
文化シヤッターは、建設向けにシャッターと扉を製造・設置し、設置基盤に高採算の保守アニュイティを稼ぐ日本第2位のメーカーで、純現金と有価証券が時価総額の27.5%、株価は予想営業利益6.5倍と割安である。2025年9月にダルトン・インベストメンツが有事対応を招き、2026年6月17日の総会で買収防衛策が71.75%の賛成で可決された。
KPP GROUP HOLDINGS CO., LTD.
KPPグループホールディングスは、王子や日本製紙などの製紙会社から紙を仕入れ、在庫と与信を担いながら世界で再販する、日本最大の紙商社である。2026年7月21日、取締役会は自己株式取得枠を72億円へ倍増し、300万株の消却を決議した。
LOADSTAR CAPITAL K.K.
稼働率が低い、管理が行き届かない、権利関係が複雑といった理由で安く放置された東京の中規模オフィスビルを取得し、修繕とリーシングで価値を高めて賃貸し、売却する。2026年7月1日、自己株式から1株につき0.2株を無償割当てし、流通株式を拡げ、配当性向は21.7%へ上がった。
FUJITA KANKO INC.
藤田観光は、ワシントンホテルとホテルグレイスリーの名で34拠点のビジネスホテルを賃借運営し、あわせて東京と箱根に土地建物2件を所有するホテル会社である。2026年2月10日、DOWAが70年持った25.00%をプライベート・エクイティのNSSKへ1株¥2,603で売却し、NSSKはホテル取得の提携を結んだ。
AIRPORT FACILITIES
羽田空港の「フェンスの内側」の大家。事務所・格納庫・空港ユーティリティをJALグループ・ANAグループに賃貸し、その両社が各21.3%を保有する。2026年3月期は過去最高益、配当は過去最高の42円へ倍増、自己株取得・消却を実施し、東証スタンダードへ移行した。
ARATA Corporation
あらたは、日用品・化粧品・ペット用品を扱う国内2位の卸売企業。約1,100社のメーカーから仕入れ、約3,370の小売業へ毎日届ける、粗利率約9.7%・営業利益率約1.3%の薄利多売モデルだ。2026年5月14日、27年3月期を業績の「底」と位置づけ、利益率回復を狙う中期経営計画2030を発表した。
ENSUIKO SUGAR REFINING
塩水港精糖は、創業120年の独立系精糖会社で、生産を同業との共同生産JV工場に委託し、腸活ブランド「オリゴのおかげ」を展開する。2026年5月8日、過去最高益を計上する一方で27年3月期の営業利益を前期比21%減と見込み、時価総額124億円に対し約112億円の投資有価証券を抱える構図が改めて浮き彫りとなった。
IWATANI CORPORATION
家庭用・産業用ガスで国内最大手、液化水素を製造から供給まで一貫して手がける国内唯一の企業。LPGやガスで稼ぐ現金が、水素への投資と国家が後押しする重要鉱物への参入を支える。営業利益は循環的な底にあり、論拠は割安さではなくオプション価値に依る。
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