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ガバナンス改革講座
JII 編集 · ガバナンス改革
日本のガバナンス改革を、実務の視点で読み解く。
「失われた30年」における資本効率の課題から、次期コーポレートガバナンス・コード改訂を議論する足元のワーキング・グループまで。制度の流れと実務上の意味を、IR担当者が順を追って理解できる27本の講座です。
金融庁・東証・経済産業省・SSBJ・法務省・GPIFなどの一次資料を参照して執筆。全5テーマを無料公開しています。
5
約35年の変化を追える5テーマ
27
一次資料リンク付きの解説記事
~63k
実務目線で読み切れる分量設計
50+
主要機関の資料をツールボックスに整理
5つのテーマ · つながる改革の流れ
日本のガバナンス改革は、制度改正が積み重なって形づくられた「資本効率改善のプロセス」です。
各テーマは前の内容を土台にしています。テーマ5まで読むと、金融庁のアクション・プログラム、東証のフォローアップ資料、経済産業省の研究会報告書を、相互のつながりを意識しながら読めるようになります。
テーマ 1
基礎 ― 改革の起源
1990年代 → 2014年
改革の出発点を確認します。失われた数十年で顕在化した資本効率の課題、改革前の企業統治構造、アベノミクスの「第三の矢」、そして2014年スチュワードシップ・コードの位置づけを扱います。
- 1. 「8%」が日本を変えた理由
- 2. メインバンクから水野氏まで ― 改革前の日本のガバナンス構造
- 3. アベノミクスの第三の矢 ― ガバナンスが成長政策になった経緯
- 4. 車の両輪 ― スチュワードシップ・コード(2014/2017/2020/2025)
4 記事テーマへ →
テーマ 2
コードの時代
2015年 → 2021年
投資家との対話の土台となるルールを整理します。2015年コーポレートガバナンス・コードと2018年・2021年改訂、CG報告書の読み方、経済産業省によるCGS・GGS・公正M&A・買収防衛指針の体系を扱います。
- 1. 2015年コーポレートガバナンス・コード ― Comply-or-Explainの基礎
- 2. 2018年改訂 ― 資本効率がコードに入った瞬間
- 3. 2021年改訂 ― プライム市場・サステナビリティ・多様性
- 4. コーポレートガバナンス報告書を15分で読む方法
- + 他 1 記事 …
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テーマ 3
市場区分の見直し
2022年 → 2025年
従来の4市場からプライム・スタンダード・グロースへの再編、流通株式比率の考え方、2025年3月に期限を迎えた経過措置、TOPIX 2.0、2030年を見据えたグロース市場改革を取り上げます。
- 1. 4区分から3区分へ ― 2022年4月の市場再編
- 2. 流通株式比率 ― 政策保有株を動かした一つの数値
- 3. 2025年3月の崖 ― 経過措置の終了と改善期間
- 4. TOPIX 2.0 ― 全銘柄インデックスから選別インデックスへ
- + 他 1 記事 …
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テーマ 4
資本効率革命
2023年3月 → 現在
2023年3月の東証要請、そこで使われる新しい用語、月次の開示企業リスト、投資家目線との乖離として示された7類型、そして2026年4月に打ち出された「形式から実質へ」の転換を整理します。
- 1. PBR<1は目標ではなく、市場の評決
- 2. WACC・ROIC・エクイティ・スプレッド ― IR担当が押さえるべき新語
- 3. 公表というシェイムとショーケース ― TSEの開示企業リスト
- 4. 資本コスト開示の7つの落とし穴 ― 「投資家視点との乖離」事例集
- + 他 1 記事 …
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テーマ 5
最前線 ― 現在の論点
2024年 → 2027年
英文開示の義務化、政策保有株の最終局面、上場子会社の整理、買収指針、SSBJサステナビリティ基準、取締役会の多様性、アクティビズム、そして次のルールづくりを担うワーキング・グループを取り上げます。
- 1. 2025年4月は通過点、終着点ではない ― 英文開示義務化
- 2. 政策保有株のエンドゲーム ― 「個別検証」開示の時代
- 3. 豊田自動織機ディールが終わらせた系列構造
- 4. 敵対的買収はもうタブーではない ― 2023年公正なM&A指針
- + 他 4 記事 …
8 記事テーマへ →
★ 中核
IRツールボックス ― 主要公的資料を実務で引ける形に整理。
コード本文、開示企業リスト、ベストプラクティス、ワーキング・グループ報告書、FAQ、ダッシュボードなどを9カテゴリで収録。
クイックチェック
まずはガバナンスの基礎力を確認。
全体像をつかむうえで外せない論点を、5問に絞って出題。学習に入る前に、今の理解度を手早く把握できます。
Q1 · テーマ1
日本企業の資本効率を語る際によく引かれる「ROE8%」という目線は、どの文書で最初に示されましたか。
伊藤レポート(経済産業省、2014年8月)は、ROE 8%がグローバル投資家の期待資本コストを上回る目安になり得ると示しました。以降、日本市場で最も頻繁に参照される資本効率指標の一つになっています。
Q2 · テーマ3
市場区分見直しが始まった2022年4月4日、プライム市場のスタート時点の上場会社数は何社だったでしょうか。
当日のプライム市場は1,839社で開始しました(スタンダード1,466社、グロース466社、合計3,771社)。その後は経過措置終了に伴う区分変更やM&Aでプライム社数が減少しています。
Q3 · テーマ4
東証が2023年3月に示した「資本コストや株価を意識した経営の実現」にある5ステップに、含まれていないものはどれですか。
PBRは目標そのものではなく、結果として市場が下す評価です。要請の5ステップは「分析→課題把握→方針策定・開示→実行→アップデート」で、直接PBRを操作対象にする考え方は採っていません。
Q4 · テーマ5
プライム上場会社に求められる「適時開示の日本語・英語同時開示」は、いつから義務化されたでしょうか。
制度適用は2025年4月1日です。適用前は同時開示率が約30%でしたが、2025年後半には約99%まで上昇しました。移行計画を提出した企業には最長1年の猶予が認められています。
Q5 · テーマ5
SSBJが2025年3月5日に公表したサステナビリティ開示基準で、フェーズ1(初年度適用は2027年3月期)の対象となるのはどの発行体ですか。
フェーズ1は時価総額3兆円以上のプライム上場会社(2027年3月期)です。フェーズ2は1兆円以上(2028年3月期)、フェーズ3は5,000億円以上(2029年3月期)へ拡大します。基準はIFRS S1/S2と整合しています。
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おすすめの使い方 3パターン
通読
はじめて体系的に学ぶ方向け。テーマ1 → 2 → 3 → 4 → 5 → ツールボックスの順で読むと、全体像を無理なくつかめます(目安8〜12時間)。
はじめて体系的に学ぶ方向け。テーマ1 → 2 → 3 → 4 → 5 → ツールボックスの順で読むと、全体像を無理なくつかめます(目安8〜12時間)。
テーマ別
課題に応じて必要なテーマから着手。各記事に「先に読むと理解しやすい記事」を明記しています。
課題に応じて必要なテーマから着手。各記事に「先に読むと理解しやすい記事」を明記しています。
リファレンス
ツールボックスを起点に、日々の業務で必要な記事を引きに行く使い方です。
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IR担当者研修 · IR REPRESENTATIVE TRAINING
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