海外投資家から見た自社IRを12項目・24点で診断します。
英文開示、投資家面談、資本市場ストーリーの伝わり方を、海外機関投資家との面談を最も近くで観察してきた立場から点検し、改善点を一枚のカードに整理します。
診断対象は決算短信英訳、決算説明資料、英文IR資料、適時開示英訳、統合報告書英文、IRミーティングのスクリプトとQA、海外IR向けエクイティストーリー全般です。
翻訳サービスは「英語として正しいか」を担保します。海外IR診断は、その手前の段階——何を伝えるべきか、その表現が海外投資家にどう届くか、どの論点が抜けているか——を、機関投資家との面談で繰り返し観察してきた視点から整理します。
文法的に正しくても、海外機関投資家のフレーム(capital allocation / unit economics / management trajectory)に沿っていない場合、面談での質問が表面的なものに留まり、本来引き出したかった対話に到達しません。診断ではこの構造的なギャップを可視化します。
面談を通訳越しで実施した場合、社長やCFOの言葉が投資家にどう届いたかは事後に確認が難しくなります。診断では、面談スクリプトと想定QAを投資家視点で点検し、伝達のロスを構造化します。
決算短信、決算説明資料、統合報告書、英文プレゼンの間で、KPIの定義や経営の重点メッセージが微妙にずれていることがあります。診断ではこれを横断的に確認し、海外投資家が混乱しやすいポイントを抽出します。
同業他社や同規模の上場企業に比べ、自社IRの英語伝達力がどのレベルにあるかを定量的に評価する手段が限られています。診断カードは12項目・24点という統一スケールで、客観的なベンチマーク的視点を提供します。
診断は次の12項目を、各項目0〜2点(合計24点)でスコアリングします。スコアの絶対値よりも、項目間のバランスとコメントが重要な成果物です。
Cash, CapEx, Dividend, Buyback, M&Aの優先順位がIR資料全体で一貫して語られているか。
主要事業の単位経済(粗利、CAC, LTV, 設備回収期間など)が投資家フレームで開示されているか。
短信・説明資料・統合報告書・英文プレゼン間でKPIの定義と数値が整合しているか。
「expect to」「may」「targeting」などの hedge 表現が投資家の確度認識と一致しているか。
経営陣のコメントが、capital allocation の意思決定者として読めるか。
取締役会構成、役員報酬、後継者計画が海外投資家視点で説明されているか。
セグメント情報の粒度が投資家の事業理解に必要な水準か。
定型的なboilerplateではなく、自社固有のリスクが具体的に開示されているか。
ESG開示が事業戦略と接続して語られているか、boilerplateで終わっていないか。
表現選択が投資家文化(保守的な hedge、明確な commitment)に沿っているか。
1on1、IRデイ、カンファレンス面談での想定QAとスクリプトが投資家視点で整理されているか。
英文IRページの構造、ナビ、検索性が海外投資家の情報取得ニーズに合っているか。
診断は診断カード(PDF 1枚 + 解説書 10〜20ページ)を中核成果物とし、必要に応じて英文IR資料のレビューコメントを別添します。
初回診断はキックオフから10営業日以内に成果物をお渡しします。
30分。診断したいIRの範囲、最近の海外投資家面談、英文IR資料の現状を伺います。
決算短信、説明資料、IRサイト、面談スクリプト等を機密保持契約下で共有いただきます。
5〜7営業日。12項目を投資家視点で点検し、診断カードと解説書を作成します。
30〜60分。診断結果を一緒に確認し、次の改善アクションを整理します。
2週間以内の質問は無償で受け付け。継続支援が必要な場合は別途プランをご相談。
診断を依頼する前に、対象資料や期日感の相談だけでも可能です。日本語でご相談ください。