2026年9月2日公開のNJSから現行のCompounderフォーマットへ移行しました。本ページでは、それ以前に公開した企業調査を公開時点の記録として保存しています。内容は更新していません。現行の銘柄分析を見る。
Prestige International Inc.
プレステージ・インターナショナルは、損保向けロードサービスの受付、現場手配、事務処理を一体で担う。FY3/27会社予想の営業利益率は12.6%。ネットキャッシュは時価総額の24.4%に相当する。料金改定で潟上キャンパスの立ち上げ負担を吸収し、利益率を回復できるかが焦点となる。
SK KAKEN CO., LTD.
エスケー化研は、仕様提案と販売店・施工店網を通じて建築用塗材を販売する国内最大手である。株価はFY03/27会社予想営業利益の約7倍と割安だが、1,472億円の金融資産の価値は今後の資本配分に左右される。
NIPPON GEAR CO., LTD.
日本ギア工業は重要バルブを動かすアクチュエータを販売し、過去に販売した歯車装置や製品を何十年も保守する。工事事業の営業利益率は32.5%で、ネットキャッシュ控除後の事業価値は会社予想営業利益の4.69倍だ。
BUNKA SHUTTER CO., LTD.
文化シヤッターは、建設向けのシャッターや扉を製造・施工する日本第2位のメーカーです。設置後の保守が継続的な高採算収益につながり、純現金と有価証券は時価総額の27.5%に相当します。株価は営業利益の7.9倍です。2025年9月にダルトン・インベストメンツが動いたことで買収防衛への対応が焦点となり、2026年6月17日の総会では買収防衛策が71.75%の賛成で可決されました。
KPP GROUP HOLDINGS CO., LTD.
KPPグループホールディングスは、王子や日本製紙などの製紙会社から紙を仕入れ、在庫と与信を担いながら世界で再販する、日本最大の紙商社である。2026年7月21日、取締役会は自己株式取得枠を72億円へ倍増し、300万株の消却を決議した。
LOADSTAR CAPITAL K.K.
稼働率が低い、管理が行き届かない、権利関係が複雑といった理由で安く放置された東京の中規模オフィスビルを取得し、修繕とリーシングで価値を高めて賃貸し、売却する。2026年7月1日、自己株式から1株につき0.2株を無償割当てし、流通株式を拡げ、配当性向は21.7%へ上がった。
FUJITA KANKO INC.
藤田観光は、ワシントンホテルとホテルグレイスリーの名で34拠点のビジネスホテルを賃借運営し、あわせて東京と箱根に土地建物2件を所有するホテル会社である。2026年2月10日、DOWAが70年持った25.00%をプライベート・エクイティのNSSKへ1株¥2,603で売却し、NSSKはホテル取得の提携を結んだ。
AIRPORT FACILITIES
羽田空港の「フェンスの内側」の大家。事務所・格納庫・空港ユーティリティをJALグループ・ANAグループに賃貸し、その両社が各21.3%を保有する。2026年3月期は過去最高益、配当は過去最高の42円へ倍増、自己株取得・消却を実施し、東証スタンダードへ移行した。
ARATA Corporation
あらたは、日用品・化粧品・ペット用品を扱う国内2位の卸売企業。約1,100社のメーカーから仕入れ、約3,370の小売業へ毎日届ける、粗利率約9.7%・営業利益率約1.3%の薄利多売モデルだ。2026年5月14日、27年3月期を業績の「底」と位置づけ、利益率回復を狙う中期経営計画2030を発表した。
ENSUIKO SUGAR REFINING
塩水港精糖は、創業120年の独立系精糖会社で、生産を同業との共同生産JV工場に委託し、腸活ブランド「オリゴのおかげ」を展開する。2026年5月8日、過去最高益を計上する一方で27年3月期の営業利益を前期比21%減と見込み、時価総額124億円に対し約112億円の投資有価証券を抱える構図が改めて浮き彫りとなった。
IWATANI CORPORATION
家庭用・産業用ガスで国内最大手、液化水素を製造から供給まで一貫して手がける国内唯一の企業。LPGやガスで稼ぐ現金が、水素への投資と国家が後押しする重要鉱物への参入を支える。営業利益は循環的な底にあり、論拠は割安さではなくオプション価値に依る。
NANKAI TATSUMURA CONSTRUCTION
関西を地盤に、事務所やマンションの建築、土木工事を手がける創業100年の総合建設会社です。南海電鉄グループ(現・株式会社NANKAI)が議決権62%を握るグループ唯一の上場子会社で、駅や商業施設の工事も多く担います。2026年4月には初の自己株式取得と増配を実施。純現金は時価総額の約48%に相当します。
GECOSS CORPORATION
ジェコスは、大型建設現場で使うH形鋼や鋼矢板などの重仮設鋼材を賃貸し、設計・施工まで担うJFEスチール系の会社です。2024〜2025年にJFEスチールが持株比率を27.6%へ引き下げる一方、みずほリースが資本業務提携に伴い20%を取得しました。
RENAISSANCE INCORPORATED
ルネサンスは、ジム、プール、スイミング/テニススクールを備えた総合スポーツクラブを全国で運営し、会員約44万人を抱える大手です。1979年にDICの企業内ベンチャーとして始まりました。2026年5月8日には38施設で30.6億円の減損を計上して純損失となり、社長を交代。設備負担の軽い健康事業へ資本を振り向ける2026-2030中期経営計画を発表しました。
FP CORPORATION
エフピコは、スーパーの生鮮食品や弁当・惣菜に使われる簡易食品容器の最大手です。店頭で回収した使用済みトレーを自社工場で再び容器にするリサイクル網も持ちます。2026年4月30日には、中東情勢を受けた原料価格の急騰から27年3月期の業績予想を未定とし、6月1日出荷分から20%以上の価格改定を発表しました。
EBARA JITSUGYO CO., LTD.
荏原実業は、自治体向けの上下水道プラントを設計・施工し、荏原製作所のポンプ販売と自社開発の環境製品も手がけるエンジニアリング企業です。ROCEは約22%。2026年6月30日時点のEV/営業利益は約7.2倍で、ネットキャッシュは時価総額の約21%に相当します。受注残高は過去最高です。
ASIRO Inc.
アシロは、弁護士向けポータル「ベンナビ」を中核に、弁護士から月額掲載料を得る継続課金型の法務メディアを運営しています。FY2025は営業利益が約3.6倍となり、ROEも37.8%へ急回復しました。2026年3月には、英アクティビストAVIが創業者を上回る35%を保有するなか、配当性向を40%超へ引き上げました。
Allied Telesis Holdings K.K.
アライドテレシスは、ネットワークスイッチや無線LAN機器を開発・製造し、導入支援と複数年の保守を組み合わせて、主に国内の学校・病院・自治体へ販売しています。2026年6月16日には新たな自己株式取得を決議しました。株価はEV/EBIT約4倍で、ネットキャッシュは時価総額の約46%に相当します。
Nippon Parking Development Co., Ltd.
日本駐車場開発は、遊休地や未活用資産を借り上げ、駐車場として運営し直す設備負担の軽い事業を中核に、白馬バレーのスキー場や地域テーマパークも運営しています。保有資産が増えるなかでROEは42%から28%へ低下しましたが、2026年6月5日には上限10億円の自己株式取得を決議し、ROE30%超を目標に掲げました。
GAKUJO CO., Ltd.
株式会社学情は、20代向けに日本で最も使われる採用メディアと合同説明会を運営し、転職サイト「Re就活」と新卒向けサービスを展開しています。無借金で現金が厚く、創業家が経営を担う会社です。2026年6月8日には通期の営業利益予想を26億円へ下方修正する一方、6.5億円の自己株式取得を決議しました。
Temairazu, Inc.
ホテルや旅館向けの『TEMAIRAZU』は、楽天トラベルやBooking.comなど複数の予約サイトに出す在庫と料金を一括管理するシステムです。売上の大半は月額課金で、FY2025の営業利益率は73%台。無借金で64億円のネットキャッシュを持つ一方、株価は2年前の水準に戻っており、成長をどこまで続けられるか、資本還元にどこまで踏み込むかが注目点です。
BayCurrent, Inc.
ベイカレントは、日本の大企業に対し、戦略立案からデジタル化、生成AIの導入まで幅広いコンサルティングを提供しています。約5,600人のコンサルタントを全社共通で配置し、案件ごとに収益を上げる仕組みです。2026年3月18日には前年の10倍となる300億円の自社株買いを決議し、取得株式は全量消却する方針です。買付は7月31日まで続きます。
Cyber Security Cloud, Inc.
サイバーセキュリティクラウドは、国内シェアNo.1のクラウド型WAF「攻撃遮断くん」と、AWS WAFの自動運用サービス「WafCharm」を提供しています。年間20億件超の攻撃データを独自AIエンジンに蓄積。売上の約90%が継続課金で、解約率は1%未満です。売上高と営業利益はいずれも6期連続で25%超の成長を続けています。
JENOBA Co., Ltd.
ジェノバは、GNSS測位の誤差をメートル単位からセンチメートル単位まで縮める補正データを配信する月額課金型の事業を展開し、営業利益率は56%です。国土地理院の電子基準点約1,300点を利用した基盤を持ちます。契約者数の成長率が6%を上回れるか、純現金30億円をどう活用・還元するかが注目点です。
Rakumachi, Inc.
楽待は、不動産仲介会社5,459社から月額掲載料を受け取り、賃貸アパートや小型商業物件の情報を48.7万人の個人投資家へ届ける不動産投資プラットフォームです。2026年5月25日には、主要な集客指標として示してきたページビュー(PV)について、過去の数値を訂正しました。
ONE CAREER, Inc.
ワンキャリアは、卒業予定の就活生の3人に2人が利用する新卒採用プラットフォームを運営し、70万件の選考体験データを蓄積しています。このデータベースは競合が容易に再現しにくい資産です。57%を保有する創業者が、ROCE38%の高収益事業から生まれる資金を再投資に回すのか、株主還元に振り向けるのかが注目点です。
User Local, Inc.
ユーザーローカルは、WebサイトやSNSの利用状況分析、社内向けAIチャットなどを提供する単一セグメントのSaaS企業です。既存の解析サービスは解約されにくく、月額課金収入が安定しています。そこに新たなAI-DX需要が加わり、高い利益率と厳格なコスト管理が収益を支えています。
Yappli, Inc.
ヤプリは、小売・外食企業などがネイティブアプリを運用するためのノーコード基盤を提供しています。解約率は1%未満と低く、顧客が使い続けること自体が競争力になっています。同じID基盤に4つのプロダクトを接続できる点も特徴です。一方、資本還元については明確な方針がまだ制度化されていません。
Zuken Inc.
図研は、回路設計をプリント基板やワイヤハーネスの実製品につなげる設計ソフトを提供し、国内OEMの設計環境に深く組み込まれてきた50年の事業基盤を持ちます。ソフトの更新に伴って保守・サービス収益が積み上がる構造です。今後は、始まったばかりの資本還元が継続的な方針になるかが注目されます。
Plus Alpha Consulting Co., Ltd.
プラスアルファ・コンサルティングは、「タレントパレット」を主力とする国内HR SaaS企業です。大企業との契約は解約されにくく、資本収益性も高いのが特徴です。成長性と資本政策について投資家が判断しやすい開示が増えれば、株式市場で評価が見直される余地があります。
Nippon Insure Co., Ltd.
ニッポンインシュアは、人的連帯保証人を受け入れない貸主が増えるなか、日本の借主の家賃支払いを保証する企業であり、高齢化がその需要をさらに広げている。ROCE32%の事業で現金が積み上がるなか、配当性向10%と現金の活用方針が評価の焦点となる。
Toyokumo, Inc.
トヨクモは、日本の中小企業向けに、災害時の安否確認、kintone業務アプリの拡張、社内の情報共有に使う3つのクラウドソフトを提供しています。NotePMの買収がのれん負担に見合う収益を生むか、44億円の現金をどのように使い、株主へ還元するかが注目点です。
Cybozu, Inc.
サイボウズは、日本企業3万9,000社が社内業務アプリを構築するノーコード基盤「kintone」を提供しています。FY25の価格改定で利益が大きく伸びましたが、費用水準も上がっています。この利益水準を維持できるか、5月の30億円自社株買いが継続的な資本還元方針として明文化されるかが注目点です。
HENNGE株式会社
HENNGEは、日本企業が業務メールや各種アプリへ安全にログインするためのクラウドセキュリティソフトを提供し、データ保護やエンドポイント領域にも製品を広げています。ARR成長率が+14.7%から再び加速するか、新製品への投資を続けながら利益率をどの水準に落ち着かせるかが注目点です。
株式会社ビジョナル
ビジョナルは、中途の専門人材向けダイレクトリクルーティング基盤「ビズリーチ」を運営し、HR管理SaaS「HRMOS」も展開しています。HRMOSは黒字化しましたが、それがHRMOS自体の収益改善によるものか、sonar ATSの連結効果によるものかを見極める必要があります。700億円の現金をどう使うかも重要な論点です。